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気付いたらブログ開設から15年も経過しておりました。ここまで来るとずっと残していきたい資産に感じます。ホントに不定期にはなりますが時々気付いたら更新していきたいと思います。
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2025/05/14 (Wed) 04:10
Posted by のんた
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2008/09/07 (Sun) 22:45
Posted by のんた
 今日は、初台にあるオペラシティホールに横山幸雄というピアニストのオールショパンのリサイタルを聞いてきた。アンコールを含め約3時間というかなり長いリサイタルだった。曲の完成度としては、これまで聴いた日本人ピアニストの中でもっとも表現力があると感じた。低音の迫力は少しバランスとして足りない感じはしたけれども、高音の音の美しさは今まで聞いたピアニストのなかで一番完成度が高いような気がした。あとピアニッシモのときの音をこんな広いホールで表現するのはすごいと思った。鍵盤に触れるか触れないかのような領域で音質をコントロールできるのがすごい。アンコールも7、8曲くらいもやってくれてもうショパンのフルコースという感じでおなかいっぱいになった。

 いやあそれにしても久々にいいコンサートを聴いた感じがする。来年はヒラリーハーンという女性バイオリニストもくるし、キーシンもくるし、ランランもくるし、ブーニンもくるし、うーんまた来年も何回か聴きに行かないと。自分の芸の肥やしというよりも、ただいいものを聴きたいという欲求のほうが強いのかもしれないね。芸の肥やしにするにはあまりにレベルが違いすぎるから。参考になるというよりピアノってこんなことができるんだっていう驚きを求めに行く感じがする。今日の人はやっぱり日本人最高峰といわれるだけの実力があった。一番驚いたのは3時間で30曲以上弾いたのに全部暗譜していること。いやあ2ページ覚えるのに苦労している自分には全く信じられない。きっともともと才能があるのに加えて、ものすごい練習を積んでいるんだろうな。ピアノってはなやかなイメージがあるけれども、けっこう孤独との戦いの要素が強いんだよね。自己投資する間、ずっと自分に向かい合う時間が長いから。特にピアノは他の楽器よりもいろんなことを考える必要があるから余計にそうなるんだと思う。常人には考えられないほどの練習をこなした人ほんの一握りの人だけがあのステージにたてるんだろうなって思わされた。
2008/07/25 (Fri) 00:34
Posted by のんた

最近、町田や鴨居といった地元で活動している、シンセサイザでインストルメンタルの自作のピアノ曲を作っている人にすごくはまっている。アマチュアなんだけれども、曲の完成度がものすごく高い。最近、仕事中もジムに行っても、家に帰ってもそればっかり聴いている。今まで自作のアルバムを9枚出していてそのうちの三枚を購入したのだが、全部すごい完成度だと思う。あえていうと初期の頃の曲調のほうが自分好み。メロディがシンプルでキャッチーで、かつ展開のパターンが多岐にわたる。88鍵ない短いシンセで弾いているのだけれども、ものすごく奥深い旋律を奏でる。自分にとっては、アンドレギャニオンも久石譲もSENSも超えたポジションにいる。なんでこんなにアマチュアで完成度が高いのだろう。それが不思議でしょうがない。商業ベースでアーティストが成功するのは、本当に運が支配する比率が相当に高いのだろうとこの人の曲を聴いて思った。だとしたらわれわれ凡人こそ、運の支配するこの世の中で、少しでも自分の運の流れを積極的に向上させながら生きないといけないんだなあと思った。メジャーデビューをして、収入を稼ぐのがひょっとしたら音楽家の最終目的ではないかもしれないけども、自分が考える形でサービスを提供して、それが収入として返ってきたら、金額を問わずそれは幸せなことだよね。なんかこの人の曲を聴いてそう思った。

 

2008/07/07 (Mon) 00:01
Posted by のんた
昨日、習っているピアノの先生の演奏会に行ってきた。ソロというかたちで先生が弾くクラシックの大曲をホールで聴くのは今回が初めてだったが、すごくいい刺激を受けさせてもらった。器楽や語学でも何でもそうだが、あるレベル以上のことを成し遂げようとすると、それまでに費やしてきた労力よりもはるかに大変な労力が待っている。でもそれを超えたことによる変化は弾いている本人だけでなく、周りの聴衆にも明らかに違いが分かるのだと思う。昨日は聞きながらそれを考えていた。私とは違う人生を歩んできたとはいえ先生だってひとりの人間である。なのにここまでの演奏を成し遂げる意志の力はどこから生まれてくるのだろうか。もちろんピアノの競技者(というのか)人口はものすごく多いから上を見たらきりはないかもしれないが、僕の良く知っている人が素晴らしい演奏する姿を見ると、刺激という面では大変に大きいものがある。おおげさかもしれないけど、生きていくうえで何が一番大事なのか改めて考えさせてもらった気がする。

資本主義社会で生活していると、私達の幸せって、大きな家に住んで立派な車に乗ってきれいな奥さんとたくさんのペットに囲まれて豪華に暮らすことみたいなゴールしかないように捉えがちなんだけれども、これは大量消費社会が作り出した幻想でしかないんだよね。まあきれいな奥さんは資本主義とは関係ないけど。ようはたくさんのモノが消費されることで、大量の雇用を創出して現在のお金とモノがあふれた社会になってるんだよね。物質文明は労働需要の創出という大義名分を背負っているわけなんだ。でもお金やモノがたくさんあることってそれは素晴らしいことだけれども、それが目的になるのってなんか間違ってないだろうか。僕もたくさんのお金やモノはほしいけど、一番の理想は自分の能力を少しずつ改善していってなりたい姿になることだと思う。モノを所有することっていうのは一時的なことであってあくまで神様からの借り物なんだよね。だってその人が亡くなればモノの価値が存続する限り誰かの手に渡って循環していくものだから。でも自分の能力を磨いていって何かを極めるっていうのは絶対にお金では買えないから、そっちのほうが尊いんだよね。もちろん生きていくために仕事というのは絶対に大事なんだけれども、それだけやっているんでは生きる意味がないのだと思う。生きる資格は誰にでもあるが、生きる意味を見出している人はそう多くはないんじゃないのかな。私もそうだけどなんとなくだらりんこと毎日を過ごしてちゃうんだよね。まあ私の場合は仕事がね、ちょっと苦労が耐えんわけでして、そっちにも注力せなあかんわけですがね。

まあえらそうなことをいっぱい書いたけど、今回の件にて私もへたなりに今の趣味を磨いていきたいなと改めて思った次第です。とりあえず今年中にラフマニノフの前奏曲を完成させるぞー。
2008/05/15 (Thu) 00:29
Posted by のんた
私がピアノに限らずクラシック奏者の中でもっとも尊敬する人は、ヒラリーハーンという若い女性アーティスト。この人が17歳のときに録音した、バッハの無伴奏ヴァイオリン組曲のCDを持っているのだがこの出来がまったくすごい。ヴァイオリンのような弦楽器でバッハのような精密な構成の曲をやるのは至難の業だと思うが、この人の演奏は全く完璧。バッハの無伴奏組曲は、一本の弓で低音も高音もひきわけるのだが、全てにおいてあらがない。低音弦を弾いているときまるで別の誰かが弾いているかのよう。主題の掛け合い(フーガ)をヴァイオリンという手段で鍵盤楽器よりも完璧に表現している。どういう英才教育を受けたのだろうか。これが17歳のときの完成度で今は20代前半だからさらに進化しているのだろう。私も中学のときにヴァイオリンを2年くらいやっていたから、この人の演奏がいかにすごいか弾き手側としても良く分かる。来年の1月にヒラリーハーンジャパンツアーというツアーで神奈川にもくるようなので、ぜひいってみたい。しかもピアニストがリシッツアという若手の超絶技巧系のお姉さまも一緒に来るみたいなので、この組み合わせが楽しみ。09年1月来日という情報はこのリシッツアのHP情報なのでまだどのホールにくるのかまだ調べていない。早く調べよ。このリシッツアもすごいテクニシャンなので一度生演奏を聞いてみたい。ヒラリーちゃんとリシッツアちゃんの組み合わせなら、牛丼の肉をカレーに入れたカレーギュウくらい素晴らしい組み合わせでしょう。

ヴァイオリンのヒラリーハーンのほうではありませんが、ピアノのリシッツアのHPのURLを下に紹介させていただきます。

公式HP http://www.valentinalisitsa.com/
ブログ  http://www.myspace.com/valentinalisitsa
2008/05/11 (Sun) 22:27
Posted by のんた
今日は通っているピアノ教室の演奏会に参加してきた。
とりあえず肩に乗っている荷が下りた感じでほっとしている。プライベートの方が好きでやっていることだけに自分に対して真剣になれるものがある。うまくやろうとかいうことより普段やっていることをいかに忠実に再現できるかというところにもっとも注意を払った。ぶっつけ本番で普段以上の力は楽器に限っては絶対にでないのでいかに平常状態に自分のコンディションを近づけるかということに気をつけた。自分の力に対して80%くらいの出来ばえにはなったのでないかなと思う。メンタルマネージメントって本当に大事だなとつくづく思う。そこそこ満足している。ミスタッチも多かったが今回は金と時間に糸目を付けずに貸しスタジオでグランドピアノばっかり弾いていたので電子ピアノ特有の打鍵感覚からは少し足を洗えたと思う。電子ピアノに慣れすぎると鍵盤の反力の軽いのに慣れているために、ミスタッチが本番のアコースティックピアノで大幅に増える。日頃電子ピアノで特訓している人たちはそれに気をつけたほうがいいと思う。あと電子ピアノで慣れてしまうと、どんな弾き方をしても一定の音色しかでないため、自分の出した音に責任を持ちづらくなる弊害もある。だからこそ私のような電子ピアニストは本番前はスタジオに通いつめたほうが良いと思う。運指が完成したあとは、表現は全ておうちの外で仕上げた。それにたとえ家にグランドを買ったとしても仕事とジムの後の帰宅後にはまず音は出せないだろうし。あとアコースティックベースのサイレントピアノはタッチがひどい。あれはまず買わないだろう。あれなら生ピアノにクラビノーバを買い足すのが正解。まあいろいろ偉そうに書いたけど自分の演奏は最終的な目標に対してまだ10%にも満たないのでこれからも頑張ろうと思う。そのためには自分の気持ちをいい意味で欺き続ける。あと今回は写真を載せるつもりだったが、取った絵がほとんど顔が入っているため、肖像権の問題により載せられそうにない。また次回ちょっと加工でもしてアップします。
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