◆里菜たんさようなら

遅ればせながら愛内里菜の最後のアルバムを聴いている。デビューからもう１０年。浜崎あゆみと同期としてはかなりの長寿だったのに、ついに去年で引退してしまった。あまり表舞台には最近は出てこなかったが歌唱力は高い。残念だがアイドルとして生まれたからには３０代からの販売戦略は難しいのだろう。

サラリーマンの世界でも新卒から数年くらいの営業もそう。最初はかわいいとか若々しいというのを売りにして年配のお客さんがついてくれる。でもそこから何年かたってくると自分のセールスポイントを変えていかなければならない。本当に自分の固定ファンについてもらうためあの手この手でいろいろと試行錯誤しながら個人営業を続けていくのだろう。私はそんなに長くやってないから良く分からない。

とにかく愛内里菜は販売戦略は異例としてあたっていると思っていたのにやっぱり１０年目にして節目の年に終了してしまったのか。本当に悔やまれる。MISIAも宇多田もJUJUもいつかこういう日が来てしまうと思うと切ない。

◆たまらない

ＪＵＪＵバージョンの「言葉にできない」を聞いているけどこれはヤバイ。
徳永が他の人のカバーをしているときよりも「持ってった感」がとても大きい。ぜひJUJUには私の崇拝する古内東子女史もカバーしてもらいたい。
逆に古内氏のあのねっとりとした歌い方は他の人のカバーをしてみると魅力的かもしれない。最近の氏は初期の頃の少女みたいなあどけない歌い方に戻ってきている。リッキーリージョーンズにも通ずる年齢不詳な歌いまわしがとても魅力的である。

◆演奏意欲

最近ピアノの練習を全くする気にならない。曲が難しすぎるのかもうしばらくやりたくないのか、その気持ちの変化は分からない。たぶん最近上手い人の演奏を聴き過ぎて、どうせ俺なんかと思うようになってしまったよう。人と比べないつもりなのに深層心理ではすごく他人を意識している。音楽に優劣をつける必要は全くないのに、どうしても知らぬ間に比べてしまうようだ。

最近いろいろあったから先生を変えてみようか。そんなことも思う。先生自体は嫌いではないんだけれども、これ以上そこで習っていても大幅な上達は見込めないような気がしてきた。他人のせいにするのは良くないけれども迷うなら浮気してみるのもいいか。あわなければまた戻ればいいのだし。まあ限られた人生やりたいと思ったことはできるだけやってみたい。まずは今の低調期脱出を最重要課題にしたい。この文章正味３分くらいで入力してみた。

◆リアルなドラムのすごい人

http://www.youtube.com/watch?v=r9bFPsVtXgY&feature=related

この辺までくるともはや別の楽器に思えてきた。それにしてもどういうリズム感をしているのだろうか。

◆Keyboard Drummerという世界

http://www.youtube.com/watch?v=cR5aMY9uGJU&feature=channel

ここまでできたらもはやストリートプレイしたらざっくざくお金もらえそう。誰もしていなさそうなのにこの完成度。というか指は１０本あるので両腕両足をあわせても４本しかない実際のドラムでは演奏できないアレンジを演奏するところがさらにすごい。これはドラムという楽器の正常進化なのではないか。そう思えた。