気付いたらブログ開設から15年も経過しておりました。ここまで来るとずっと残していきたい資産に感じます。ホントに不定期にはなりますが時々気付いたら更新していきたいと思います。
今日は、初台にあるオペラシティホールに横山幸雄というピアニストのオールショパンのリサイタルを聞いてきた。アンコールを含め約3時間というかなり長いリサイタルだった。曲の完成度としては、これまで聴いた日本人ピアニストの中でもっとも表現力があると感じた。低音の迫力は少しバランスとして足りない感じはしたけれども、高音の音の美しさは今まで聞いたピアニストのなかで一番完成度が高いような気がした。あとピアニッシモのときの音をこんな広いホールで表現するのはすごいと思った。鍵盤に触れるか触れないかのような領域で音質をコントロールできるのがすごい。アンコールも7、8曲くらいもやってくれてもうショパンのフルコースという感じでおなかいっぱいになった。
いやあそれにしても久々にいいコンサートを聴いた感じがする。来年はヒラリーハーンという女性バイオリニストもくるし、キーシンもくるし、ランランもくるし、ブーニンもくるし、うーんまた来年も何回か聴きに行かないと。自分の芸の肥やしというよりも、ただいいものを聴きたいという欲求のほうが強いのかもしれないね。芸の肥やしにするにはあまりにレベルが違いすぎるから。参考になるというよりピアノってこんなことができるんだっていう驚きを求めに行く感じがする。今日の人はやっぱり日本人最高峰といわれるだけの実力があった。一番驚いたのは3時間で30曲以上弾いたのに全部暗譜していること。いやあ2ページ覚えるのに苦労している自分には全く信じられない。きっともともと才能があるのに加えて、ものすごい練習を積んでいるんだろうな。ピアノってはなやかなイメージがあるけれども、けっこう孤独との戦いの要素が強いんだよね。自己投資する間、ずっと自分に向かい合う時間が長いから。特にピアノは他の楽器よりもいろんなことを考える必要があるから余計にそうなるんだと思う。常人には考えられないほどの練習をこなした人ほんの一握りの人だけがあのステージにたてるんだろうなって思わされた。
いやあそれにしても久々にいいコンサートを聴いた感じがする。来年はヒラリーハーンという女性バイオリニストもくるし、キーシンもくるし、ランランもくるし、ブーニンもくるし、うーんまた来年も何回か聴きに行かないと。自分の芸の肥やしというよりも、ただいいものを聴きたいという欲求のほうが強いのかもしれないね。芸の肥やしにするにはあまりにレベルが違いすぎるから。参考になるというよりピアノってこんなことができるんだっていう驚きを求めに行く感じがする。今日の人はやっぱり日本人最高峰といわれるだけの実力があった。一番驚いたのは3時間で30曲以上弾いたのに全部暗譜していること。いやあ2ページ覚えるのに苦労している自分には全く信じられない。きっともともと才能があるのに加えて、ものすごい練習を積んでいるんだろうな。ピアノってはなやかなイメージがあるけれども、けっこう孤独との戦いの要素が強いんだよね。自己投資する間、ずっと自分に向かい合う時間が長いから。特にピアノは他の楽器よりもいろんなことを考える必要があるから余計にそうなるんだと思う。常人には考えられないほどの練習をこなした人ほんの一握りの人だけがあのステージにたてるんだろうなって思わされた。
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