気付いたらブログ開設から15年も経過しておりました。ここまで来るとずっと残していきたい資産に感じます。ホントに不定期にはなりますが時々気付いたら更新していきたいと思います。
このニュースを知ったのはとある武蔵五日市近くの温泉の中庭の休憩所で仮眠から目覚めたあとだった。最初はよく状況が飲み込めなかったが携帯でニュースが次々に更新される速さを見てただごとではないことに気づかされていった。硫化水素による自殺や隣人殺人の報道などこのところ顔をしかめるようなニュースには慣れていたのだが、それでもこのニュースの衝撃の強さは私にとってインパクトがあり過ぎた。最近年を重ねるごとに社会の問題に対してやりばのない怒りが強くなっていく。今日はこのニュースを思い出すたびにやり切れない気持ちになった。私が小学生だったころは、このような無差別な大量殺人は記憶がない。犯人は職場のストレスを他人の命を奪うことで清算しようと自暴自棄になったようだ。この時代に生まれて犯人と同じ人間であることがもうすでに私にとって怖いことである。どんな三面記事を読んでもあまり動揺しないのだが、このニュースはひどすぎる。現実は小説よりも残酷である。どうしたらこんな悲惨な事件がなくなるのか。政府にはこの犯罪が起きた社会的背景を徹底的に分析してもらいたい。池袋通り魔事件や池田小の事件よりも今回は手口が残忍である。トラックではねて集まってきた人を刺すのは暴力団の抗争のときの手口にも使われるらしい。大量に人を殺すために考えられた手段であるとテレビで報道されていた。ネット上の犯罪予告の取り締まりや歩行者天国の安全管理の問題、レンタカーの本人確認の問題、刃渡り6cm以上の刀剣類の販売管理方法、職場のメンタルマネージメント、派遣労働の陰と陽など、この事件が社会に提起した問題は多岐にわたる。ひとつひとつのことに対して政府や有識者たちは議論して問題を解決していってもらいたい。私も何かこういうことの解決につながる力になりたい。今はなにができるかわからない。民間レベルでできることとしては、ガーディアンエンジェルみたいなボランティアの自警団の普及もこういう街頭テロの抑止には効果はあると思う。もちろんトラックを使ったファーストアタックには厳しい。みなさんはこのニュースを見てなにを思われたであろうか。
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◆ 秋葉原事件
衝撃的な事件でした。
しばしば秋葉原を徘徊している私は、ニュースの映像で場所も すぐに分かりましたし、人通りも多い場所なのも知っていました。もはや日本に安全な場所は無いのかと思いました。治安が良いと諸外国からも言われてた日本は既に過去の話になってしまったのだと感じました。小学生の頃…本当に良い時代だったのかもしれません。ザリガニ取りに行って、駄菓子屋行って…暗くなるまで遊んでました。今の子ども達は、外で遊ぶと言って、外でDSやPSPをやってるなんて話を聞いた事があります。そんな子ども達や日本の将来はどうなってしまうのでしょうか?
しばしば秋葉原を徘徊している私は、ニュースの映像で場所も すぐに分かりましたし、人通りも多い場所なのも知っていました。もはや日本に安全な場所は無いのかと思いました。治安が良いと諸外国からも言われてた日本は既に過去の話になってしまったのだと感じました。小学生の頃…本当に良い時代だったのかもしれません。ザリガニ取りに行って、駄菓子屋行って…暗くなるまで遊んでました。今の子ども達は、外で遊ぶと言って、外でDSやPSPをやってるなんて話を聞いた事があります。そんな子ども達や日本の将来はどうなってしまうのでしょうか?
◆ 大事なことは教えてくれない
今日、千葉の新八柱というところにあるお寺に法話を聞きに行ってきました。そこでもやはり秋葉原の事件について触れていました。学歴偏重社会では、大事な心の成長について重要視していないのではないかということを言ってた気がします。人として社会生活を送る上で、実は義務教育で教えられた事って、生活の根幹をなしてはいなんですよね。人と人が仕事を通じてどう利害関係に折衷をつけるか、そういう大事なことはぜんぶお子様任せなんです。社会で生きていくにあたって、本当に必要なことを義務教育のカリキュラムの中で教えてもらいたいものです。教育の根幹は、もっと与える側が能動的であるべきです。それを切に願います。即効性はありませんが、そういうことからこういう犯罪をなくしていく大きな一歩につながるのではないでしょうか。