気付いたらブログ開設から15年も経過しておりました。ここまで来るとずっと残していきたい資産に感じます。ホントに不定期にはなりますが時々気付いたら更新していきたいと思います。
最近読んだ本の中で、一番のおすすめは サンマーク文庫から出ている「ゆるすということ」著ジェラルド・G・ジャンポルスキー 大内博=訳 です。人間の悩みの根源は過去に起きた出来事や友人、会社の仲間、恋人や奥さんに対する ゆるせないという気持ちであるということなのですが、そういった様々な物事に対して、段階的に自分自身がゆるしていくことによって、自分自身の真のやすらぎを得ることができるという内容です。ゆるすのは決して相手のためではなく、自分の真の心の平穏にあるというところがミソです。ただ「ゆるす」というのは間違ったことを認めるわけではなく、あくまでも自分自身の主観的なフィルターを通した物事の捉え方です。だから悪いことは悪いことで変わりありません。今の自分を充実して生きるための「ゆるし」であることにこの本の説く素晴らしさがあります。許しがたい過去の出来事に対して自分自身がどう折り合いをつけるか。また折り合いをつけたことでどのように今の世界が変わるのか。そのようなことを扱っています。宗教色はあまりないです。ぜひお試ししてみてください。505円の有効な使い道だと思います。ちなみに自分はぜんぜん実践できていません。明日も持っていって読み直そうかな。
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