◆今日は最高に良かった

今日はピアノサークルの発表会の日だった。自分の演奏はまあこの際どうでもいいとして、一人ショパンのetude op10-1　を弾いた人がいて聴いていてほんと5秒くらいで涙が出てきた。プロの演奏でもそんなに泣くことはないのにあまりにアルペジオの音色のひとつひとつがきれいだったから自然に泣けてきた。なんというか、音の粒は大きくて指の動きも多いのだけれども本当に良く考えられて発せられる音色というか、もうお金を取れるようなレベルに完全に来ています。いろいろその後に話しを聞いたのだけれども二十歳以降は全く独学で磨き上げてきたということ。あさってピアノの先生たちの演奏会ありますが、その人たちの演奏でも涙まで流したことはない。アマにもこんな人がいるからピアノサークルに顔を出すのは面白い。

その演奏を聴くまでは完全にリラックスしていて缶ハイボールを飲んだあと頭の後ろに手を組んで聴いていたもんだからその緊張感のなさと演奏のレベルの高さの差も良かった。キーシンの演奏をA席で聴いても泣くことはなかった。まあアマとプロの差はないですよね。特に音楽は。

2次会では大学4年の女の子がやたら山口百恵うまくて昭和カラオケ研究家としては嬉しかった。AKB48の振り付けもマスターしながら百恵の振り付けもできる22才は素晴らしい。聴くところによるとyoutubeで全て覚えたとのこと。古典的名作は動画によって伝承されていく時代になったのか。本当にお姉ちゃんにおひねりあげたくなりました。一回りちがってもいいなら付き合って欲しい♪