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気付いたらブログ開設から15年も経過しておりました。ここまで来るとずっと残していきたい資産に感じます。ホントに不定期にはなりますが時々気付いたら更新していきたいと思います。
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2025/03/17 (Mon) 08:45
Posted by のんた
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2008/04/29 (Tue) 22:53
Posted by のんた

今年のゴールデンウィークは例年より長いのだが、長期の旅行の予定は入れなかった。代わりにいつもは電車で行くが、車で一泊二日の短い旅行にいつも旅に一緒に行く知人と行ってきた。

最初に向かったのは山梨県では有名は「ほったらかしの湯」という大きな露天風呂。勝沼の平野が見渡せる山の6合目くらいにある大きな施設である。1年ぶりくらいにきたが相変わらずの盛況ぶり。ここは中央高速の勝沼ICからもアクセスがいいため、いろんな県外ナンバーを見ることができる。時間をかけてきてもそれだけの価値のある施設である。まず山間部にある露天風呂としてこれほど水平方向に視界の開けた施設を他に知らない。山梨の盆地という地形を借景にしたうまいロケーションの設定であると思う。今回も4月とは思えない日差しの中、開放感を温泉を満喫できた。

翌日にいったのが、西伊豆にある「沢田公園露天風呂」である。ここは名前は知っていたがはじめて訪れた。結論を言うと、露天風呂のランキングを塗り替えられたということになる。それほどここの風景はすごい。西伊豆特有の荒々しい切り立った海岸線の岩肌にむりやり作ったような露天風呂である。湯船は旅館の小さめの内風呂くらいのサイズだが、この迫力ある風景のために湯船のサイズは気にならなくなる。ちょうど目の高さに水平線がくる海の露天風呂はそうあるものではない。海抜が高くないとこういう視点にはならない。すばらしいところなのできっとまたくることだろう。写真を添付する。

最後にいったのが下田にある金屋旅館という温泉。ここは日本最大の檜風呂があり、内風呂としては私の経験では一番大きな温泉である。だいたい縦15m横5mくらいに湯船があり、深いところで水深1mもある。誰もいなければ温泉プールになる。ただし温泉プールと決定的に違うのは、塩素臭さがまったくないということ。おそらくかけ流しだけでこのサイズをキープしていると思われる。かなりの湧水量がないとこの体積で適温と保つことはできないだろう。しかも湯船も洗い場も天井もすべて木製。おそらく総檜と思われる。これだけの広い浴場を総木製で維持するには相当なメンテナンスが必要と思われるが、それでいて1000円の設定は非常に良心的と思われる。ここは下田にきたらぜひ立ち寄ってもらいたい。古い母屋の作りも非常に癒される。寺院建築等が好きな人はきっと気に入ると思う。

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2008/04/24 (Thu) 00:03
Posted by のんた
光市母子殺害事件の差し戻し高裁の審判が今日下された。死刑という判断である。人が人を裁く時の判断基準は何なのか気になった。このような少年審判に下される死刑という判断について、ここにきて量刑の判断について潮流が変わってきたような気がする。世間では飲酒運転や産地偽装事件やインサイダー取引等、不正行為に対するマスコミや世間の取り上げ方が近年厳しくなってきた傾向がある。この少年犯罪も日本社会全体の犯罪行為に対する厳しい流れを受けた判断と思われる。もちろん11ヶ月の乳児と母親を残酷な殺め方をしたことは決して許されることではない。ただ犯行時の年齢が19才だったということ、また殺害された被害者の人数が2人だったということ、これらを考えて高裁の判断が死刑になったということがこれまでの量刑判断基準よりも若干シビアな方向に変わってきていることは間違いない。これから裁判員制度が始まる中で司法のプロの判断がこれまでより厳しく量刑を判断する方向にシフトしてきているということは、司法のアマチュアである我々が見ず知らずの容疑者の量刑を判断するときに更に厳しい方向に向かわないか一抹の不安がよぎる。もちろん罪は絶対に償わなければならないし、決してそれ自体許されるべきことはない。しかし量刑の判断基準がより重い方向にシフトすると、刑務所の維持運営に対する我々の負担が増える。さらに服役期間が長いと社会復帰の可能性が減り、再犯率が高くなる。結果ドロップアウトする人口が増え社会はより不安定になる危険をはらんでいる。アメリカのように。もちろんこの光市母子殺害事件に対する量刑は妥当という部分もあるが、このような判例が今後増えていくとより刑事事件の量刑判断が変わっていかないか少し不安である。皆さんはこの事件についてどう思われたであろうか。
2008/04/23 (Wed) 01:01
Posted by のんた

私は今でもビールは大好きだが、目に見えて太るのでビールは基本的に外でしか飲まない。だがアルコール自体を絶つことは成功していないため、最初のうち軽い気持ちで芋焼酎に移った。しかし今はビールよりも芋焼酎にはまってしまい、こちらが主食となってしまった。

今の芋焼酎のもっとも好きなのは宮崎の芋焼酎で近所の酒屋で瓶で量り売りしている品だ。(写真右の空瓶)名前は忘れてしまったが、すっきりしていて非常に飲みやすい。芋特有のくせは少ないのに飲み応えあり。

次に好きなのが薩摩宝山という商標の焼酎。これは一升瓶で2000円クラスなのにやたら高級感がある。これがプレミア芋焼酎だといわれても、そんな気がしてくる。プレミア焼酎はあくまで需要と供給の関係で値段が決定されるのであって、小ロットなのにファンがある程度いると資本主義の原理で供給価格は上昇する。だから薩摩宝山も味的には一升瓶7000円クラスのものとなんら大差はない。ただ供給が多いだけ。味はもっともいけていると思う。でも近所の量り売り焼酎までは及ばない。

次に好きなのは、黒霧島という定番の芋焼酎。これも最初に飲んだときはそんなに感銘を受けなかったが神楽坂の居酒屋で朝まで連れと飲んでいたとき、これに目覚めた。そのあとのカラオケ屋でもひたすらこればっかり飲んだ記憶がある。飽きのこない味かもしれない。

右2番目の焼酎は干しいもという名に魅かれて買ってみたが味はいまいちだった。焼きいも焼酎はほんとに焼きいもの風味がするのだが、これはケミカルな匂いがする。一応今ストックがあったので載せてみた。

またお気に入りが増えたら更新しましょう。


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2008/04/20 (Sun) 22:49
Posted by のんた
久々にバイクで葉山から厚木にかけてぶらっとツーリングにいってきた。
葉山は、神奈川県の海沿いのエリアでもっとも好きな場所。鎌倉や江ノ島ほど人であふれていないし、流して走るにはとても気持ちいい。逗子周辺へは、江ノ電フリーパスを使って江ノ電を途中下車しつつ海沿いをぶらぶら歩くこともたびたびあるが、バイクでこの辺にくると、電車や車では味わえない奥の奥へと入っていけるのでそれは楽しい。また今日は行かなかったがR134沿いの稲村ガ崎のそばにあるファーストキッチンは特に海の開放感がすばらしい。R134より海側にある店舗でオープンテラスの店舗はおそらく逗子鎌倉ではここしかないのではないだろうか。ここで本を読むとかなりはかどる。ただし真夏は海特有の太陽光がしゃれにならないので五月初旬くらいまでだと思う。よくいく葉山周辺の店舗といえば、葉山海岸通りにあるスタバはすごく良い。車の駐車スペースもあるし、席数も自分の知る限りスタバでは一番小さい店舗ではないだろうか。このこじんまり感がチェーン店ぽくなく雰囲気が良い。たぶん満席でも20人も座れないだろう。今日久々に行ってまたその良さを確認してきた。下北沢のスタバは席数2というのもあるが、あれはほぼテイクアウト専用の店舗の前にかざりのように椅子とテーブルが置いてあるだけなので、実質的に一番小さいのは私の知る限りたぶん葉山が一番だろう。

喫茶店つながりで今日は昔よく行った七沢温泉に併設された喫茶店に行った。昔は厚木の地ビールを飲んでいたが今日は初めてチーズケーキとアイスコーヒーにしてみた。まったく期待していなかったがチーズケーキがやたらうまい。専門店よりもうまいのではと思ってしまった。甘くなくチーズ臭さもないのに濃厚で舌触りがなめらか。デザート系は食感で差がつくなと改めて思った。たぶんまた近いうちチーズケーキを食べにこの温泉にくるだろう。温泉併設のカフェなのに概観も内装やたら凝っている。吉祥寺のカフェ激戦区にあってもおかしくない。参考までに写真をアップしとくので見てね。


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2008/04/20 (Sun) 00:31
Posted by のんた

私は去年あたりから、神社巡りをすることが好きになった。
もちろん神様を詣でる意味から出発したが、今は参詣とともにまた建物を見るのがとても楽しい。その中でも特に好きなのが、欄間彫刻を見ることだ。欄間とは、建物のはりの上にある透かし彫りのことで寺社仏閣にはたいていあると思う。日本間のお座敷にもよくあるあれだ。写真には収めていないが、もっとも感動したのが、南房総にあった鴨川周辺の神社にあった彫刻である。神社の名前を調べようとしたが、石碑は草書体でなんと書いてあるのか読めなかったのが残念だった。

家に帰って調べてみたら、どうやらそのあたりの欄間彫刻で有名なのは「波の伊八」という人だった。
私の見た欄間彫刻は龍と波の模様が入っていて、その立体感はとても彫り物とは思えないほどすごかった。このオブジェから発せられるオーラからすると、この人の作品である可能性がある。絵でも彫刻でも至高品は生き物のような気を感じることがある。この欄間彫刻にもそれを感じた。この領域になるとカメラのファインダーに収めるのは気持ちの面からできなくなってくる。だからその光景を目に焼き付けていつも帰ってくる。

彫り物もハイエンドの領域に入ってくると、彫って作ったはずなのに、どの方向からノミを入れたのか想像できないほど複雑な造形をしている。これほどのすごい彫刻が、参道の雪が手付かずに凍るような神社にたたずんでいるという状態が私には驚きだった。これまでにも有名な神社の欄間彫刻も見てきたが、この名前の分からない神社のそれがもっとも美しかった。地方を旅する幸せがこういう発見にあるのだろう。また今度のゴールデンウィークもまだ見ぬ素晴らしい寺院建築を求めツーリングに行ってみようかと思う。南房総はいたるところに神社があります。またコーナーのグリップも交通量の割りに良いので、トルクバンドをキープしながら気持ちよく流せます。神社好きのバイク乗りにはたまりませんね。ただ温泉が少ないのが残念。これで温泉もあれば完璧です。

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