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気付いたらブログ開設から15年も経過しておりました。ここまで来るとずっと残していきたい資産に感じます。ホントに不定期にはなりますが時々気付いたら更新していきたいと思います。
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2025/03/16 (Sun) 20:14
Posted by のんた
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2008/06/15 (Sun) 00:18
Posted by のんた
今日は、いつも読んでいるメルマガの著者の御住職が説法を開いてくださるという連絡を頂いて、千葉の新八柱というところまで、行ってきました。本当に小さなお寺で普通の民家風の1Fを改造して本堂にしただけのお寺で、10人前後の信者の方々の手作りで運営されているというシンプルなお寺でした。

私が今読んでいる本にて、もっとも素晴らしいビジネスモデルは営業でもなく口コミでもなく、その店のファンの皆さんがその店をサポートする側に回って下さることだと書いてありました。ビジネスではありませんが、そのお寺には理想のビジネスモデルが根付いていました。素晴らしい本堂も御本尊もありませんが、本当に檀家さんの手作りで運営されているお寺という印象を強く受けました。本当の信仰とはそんな形ではないかと私は思います。代々伝わる檀家さんからの多額の寄進で素晴らしい建物が存在していても、それは本筋でありません。民の救済という仏道からすれば、本当はお金なんていらないはずです。私はお寺に説法を聞きに行くのは今回が初めてでしたが、御住職の生き様にとてもすがすがしさを感じました。正直言ってお話しそのものより御住職の生き方とその周りのサポートする人たちに感動しました。月一でこれからも続けていくとのことでしたので、また通ってみようと思います。どうも日蓮宗らしいのですが、説法に宗教色はまったくありません。人としての生きる道についてのみお話をされています。ちなみに私は特定の宗教には今のところ、まったく関心がありません。というか宗教そのものは嫌いです。ただ仏道を通じた人の在り様や生き様には興味があります。こういっては何ですが、いろいろな宗教の生きていくうえでの様々な知恵をかいつまんでいけばいいと思うのです。そのために本を読みあさりたいな。また役に立つ話をゲットしたら紹介していきます。
2008/06/09 (Mon) 23:07
Posted by のんた
このニュースを知ったのはとある武蔵五日市近くの温泉の中庭の休憩所で仮眠から目覚めたあとだった。最初はよく状況が飲み込めなかったが携帯でニュースが次々に更新される速さを見てただごとではないことに気づかされていった。硫化水素による自殺や隣人殺人の報道などこのところ顔をしかめるようなニュースには慣れていたのだが、それでもこのニュースの衝撃の強さは私にとってインパクトがあり過ぎた。最近年を重ねるごとに社会の問題に対してやりばのない怒りが強くなっていく。今日はこのニュースを思い出すたびにやり切れない気持ちになった。私が小学生だったころは、このような無差別な大量殺人は記憶がない。犯人は職場のストレスを他人の命を奪うことで清算しようと自暴自棄になったようだ。この時代に生まれて犯人と同じ人間であることがもうすでに私にとって怖いことである。どんな三面記事を読んでもあまり動揺しないのだが、このニュースはひどすぎる。現実は小説よりも残酷である。どうしたらこんな悲惨な事件がなくなるのか。政府にはこの犯罪が起きた社会的背景を徹底的に分析してもらいたい。池袋通り魔事件や池田小の事件よりも今回は手口が残忍である。トラックではねて集まってきた人を刺すのは暴力団の抗争のときの手口にも使われるらしい。大量に人を殺すために考えられた手段であるとテレビで報道されていた。ネット上の犯罪予告の取り締まりや歩行者天国の安全管理の問題、レンタカーの本人確認の問題、刃渡り6cm以上の刀剣類の販売管理方法、職場のメンタルマネージメント、派遣労働の陰と陽など、この事件が社会に提起した問題は多岐にわたる。ひとつひとつのことに対して政府や有識者たちは議論して問題を解決していってもらいたい。私も何かこういうことの解決につながる力になりたい。今はなにができるかわからない。民間レベルでできることとしては、ガーディアンエンジェルみたいなボランティアの自警団の普及もこういう街頭テロの抑止には効果はあると思う。もちろんトラックを使ったファーストアタックには厳しい。みなさんはこのニュースを見てなにを思われたであろうか。
2008/06/09 (Mon) 01:24
Posted by のんた
ちょっと古いが、初めてこの映画をレンタルで借りてみた。
内容としては、素晴らしく良くできていた。韓国映画は突然の病や交通事故や記憶喪失や失踪などシナリオの展開が早く前後関係の理解が難しいものが多いが、この映画はゆっくりとシナリオが流れていく。簡単に要約すると、新婚生活の真っ只中に奥さんがアルツハイマ病にかかったことが発覚して夫婦でそれを乗り越えていこうとする内容なのだけれども、男の俳優がすごくいい演技をしている。部屋に入った瞬間、目の表情だけでひとけのないことをうまく表現していたり、言葉にしなくても微妙な表情の変化でおかれている状況をうまく描写できていると思った。また痴呆を扱った最近の映画だと「博士の愛した数式」と主人公の立場は良く似ているが、こっちのほうは痴呆についての描写がはんぱなくリアルである。だんなと親族が集まった中で、ヒロインがおしっこを漏らしたりするシーンもある。その姿をだんなが見て、別室に彼女を連れ込んで、自分の着ていた服で彼女の足と服を泣きながら拭っていた。人を好きになるということはきれいごとだけではすまされない現実を韓流に強烈に表現されていてそれが素直に心を打った。

自分にとって6月は映画の当り月のようだ。いい映画を見たら、自分の記憶の定着としてもこのブログにのこしていきたい。
2008/06/08 (Sun) 01:22
Posted by のんた
久しぶりに町田にあるいつもの喫茶店に行ってきた。
そこの喫茶店はピアノの生演奏があっていつも土曜の夜には生演奏をやってくれる。そこのピアニストの人は、テクニック的にすごく秀でているというわけではないのだけれども、本当に心に訴えかけるような音色で音を奏でる。私が今見ている映画も読んでいる本も仕事で体験している事も全て、こういう音を出すための基礎的な財産として捉えられたら、無駄なことは一切ないと思う。やっぱり人生体験の多少は、楽器から発する音に影響を与えると思う。それが本や映画という疑似体験でもいいから、そういう場数を踏んでいる人のほうが表現の奥深さみたいなものがあると思う。私がリストやショパンを軽やかに弾きこなす小学生たちに勝てるのはそういう要素なのではないだろうか。読んでる本や映画館で見た映画の数はそこそこあると思う。無駄に大人になったわけではないのでいい円熟味を出せる(おっさんくささではないよ)演奏する人になりたい。

収入的な安定性から言うと、こういう店で弾くことを生業としている人たちは、軌道に乗せてそれを維持していくのは、非常に情熱と努力が求められると思う。でも本当にやりたいことを職業にすることほど素晴らしいものはないと思う。いい高校に入っていい大学に入って、大きな会社に入っていっぱい残業をして出世していくことを美徳として教えられてきたから、こういう潔い生き方にいまさらながらあこがれる。

今読んでいる本は、ちょっと上で述べたことに関係があって、経済的成功と人生の豊かさの両立をはかるためについてかかれている本を読んでいる。その本には面白いことが書いてあって、「好きなこと」「得意なこと」「経験があること」「ライフワーク」「お金になること」この五つのバランスが取れて初めて幸せに成功できるとのことらしい。なるほどなと思った。数年で上場企業に育て上げたIT企業家たちは経済的成功を手にして入るが、常人には耐えられないほどのスケジュールとストレスの犠牲の上に成立していると何かで読んだ。そういう外面的な成功ではなく、本当に心の豊かさを伴った経済的な成功のための考え方についてかかれている本をいま読んでいる。まだ読みかけだが今日一日で三分の一くらい読んでしまった。大金持ちになれるかどうかは別として、金持ちに共通する社会と金の流れの知識は存在するらしい。まだ読みかけなので読んだらまた紹介したいと思う。
2008/06/03 (Tue) 23:42
Posted by のんた
今日は、会社終わってから家で勉強をしようとしたけれども集中できず。
それでも時間通り近くのシネコンで映画を見てきた。
「ラスベガスをぶっつぶせ」というチケットを買うときにも少々ためらわれる様なタイトルの映画を見てきた。結論としては、今年見た映画で一番面白かったかもしれない。要はブラックジャックを数学的アプローチで攻略していく現役エリート大学生の物語なんだけれども、なによりシナリオが最高に面白かった。あんまり言うとネタバレになってしまうので、いい映画に関してはあえてここで詳しくを述べないほうがいいかもなあ。以前さまざまなギャンブルを統計学的に分析する本を読んでいたから、ブラックジャックの非ギャンブル性についてはあらかじめ知っていた。運に支配されるからギャンブルは成立するのだけれども、ブラックジャックは運以外の要素が支配する比率がかなり高いギャンブル。確立論で絶対に損をする選択を封じながら損をする可能性の高い選択肢の優先順位を下げていく。ちなみに、もっとも胴元の取り分の少ないギャンブルはたしかバカラとルーレットだったと思う。ただどっちが優れているかは覚えていない。そしてギャンブルの中でもっとも胴元の取り分の多いのは、日本の宝くじ。投資者への還元率がもっとも良くない。まだJRAのほうがはるかに良心的である。ギャンブルをやるやらないは別としてギャンブルを理論的に解釈した本は面白い。そして映画の内容は、ハラハラあり、裏切りあり、どんでん返しあり、まあ久々に娯楽映画としては良作にめぐり合えた。ぜひみてもらいたい。平日夜のレイトショーで横浜ららぽーとに30人くらいの客が入っていたのは初めてである。もうチケット買う瞬間から良作のにおいはしていた。だって平日夜のレイトショーは以前におひとりさま貸切で見たこともあるくらいすいているのに、この込み具合はやはり本物だった。

このいい後味を残したままピアノの練習でもしよう。無謀にもいまやろうとしているラフマニノフが今年中に完成すればいいのだけれども。和音の数といい、シャープの数といい狂っているような運指に思える。少しずつ時間を投資していきたいとは思う。この狂ったような運指が美しい響きを生むのだけれどもやるのは半端なく大変である。あとあさってTOEICだから英語もやらないといけないんだけれどもね。う~んまた明日寝不足になりそう。
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