気付いたらブログ開設から15年も経過しておりました。ここまで来るとずっと残していきたい資産に感じます。ホントに不定期にはなりますが時々気付いたら更新していきたいと思います。
最近時間があると一人でカラオケに行って録音をしてくる趣味が増えた。ピアノでもそうだけど録音をして改めて自分で聴いて見ると、機械上の点数は良くてもアラがたくさんあることが非常に良く分かる。自分では音程を合わせていたつもりでも、微妙にキーが低かったり、ファルセットに切り替わる瞬間がバラついていたり、けっこう奥が深いことに気付かされる。
友達ともよくカラオケに行きますが、飲んで騒いでハイになっていては、ストレス解消には最高なのですが、芸は上達しません。だからこそおひとりさまのコソ練は有効だと思うのです。私の行きつけのカラオケ屋は風営法に抵触しそうなくらい通路も部屋も暗いので、人目を気にせずばんばん声出せます。そんかわりちょっとお高いし家から遠いです。
なんでもそうだけど、ある一定上のレベルまで趣味を持っていこうと努力すると「気づき」の要素が絶対必要だよね。自分の目指す人の実力と自分の実力との間にある壁の存在は分かるけど、それが何か実はよく分かっていない。それを気づかせてもらうために、録音したり習いにいったり、まずは何が良くないのか、それに気づく耳がないと全然上達しないことに最近になって気がつきました。そのためにはいいものをたくさん聴くと。それしかない感じです。だからたまには演奏や発声をやめて原曲を聴きまくるのも芸の上達には有効だと思います。
でも不思議だけど音楽に時間を使っていると全然もったいない感じがしない。やっぱり根本から好きなんでしょうね。