まさにこれこそ、事実は一つで受け取り方は二つある。これを電通の情報操作と見るか好機と見るか。調査対象の母集団についてどのようにしてピックアップしたか言及されていないところに統計に偏りがないか疑義を感じてしまう。ただし陽転思考として物事をとらえるとこのまま鵜呑みにしたほうがよいだろう。というかこの手のことは前よりもその辺どうでもよくなってきたのは確か。よくもわるくも自分自身への関心高い。
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独身女性「彼氏いない」7割=半数が3年以上交際なし―電通総研
時事通信 11月2日(火)21時0分配信
独身女性の7割が恋人不在、しかも5割が3年以上交際していない―。電通総研が2日発表した結婚や恋愛に関する調査で、こんな実態が浮かび上がった。恋愛に消極的な「草食系」を自覚する男女が6割を占める中、互いに相手の誘いを待つ受け身の人が多いことも原因と分析している。
インターネットでの調査に回答した独身女性757人中、「彼氏がいない」人は69.3%。このうち「3年以上」が34.7%、「これまで付き合ったことがない」が15.2%で、ほぼ半数が3年以上も男性と交際していないとの結果が出た。
また、結婚の条件(複数回答)では「信頼できる」(68.0%)、「価値観が近い」(64.1%)、「安心できる」(61.4%)が上位を占めた。一方、かつて「3高」としてもてはやされた「高年収」(15.1%)、「高身長」(11.1%)、「高学歴」(4.8%)は、いずれも下位に沈んだ。
調査は23~49歳の独身女性を対象に今年2月と9月の2回実施した。
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またこの電通の調査に関して「婚活時代」の著者の考察が面白い。以下である。
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恋人ができる人、できない人の差はなんだろうか。『「婚活」時代』の著者・白河桃子氏は「合コンにも行くし、飲みにも行くし、習い事や趣味の会にも顔を出すといった、コミュニケーションが活発でネットワークを持つ人しか恋人ができない時代と言える。家と会社を往復しているだけで、恋愛も結婚もできたのは1980年代まで」と分析している。
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ワタクシの場合
合コンに行く→〇(業者パーティー)
飲みにも行く→〇
習い事に行く→〇
趣味の会行く→◎
mixiもよくやる→〇
ネットワークらしきものを持ってたってねえ、そりゃあーた。評論家の言うことはあてにならんです(笑)
この辺までくるともはや別の楽器に思えてきた。それにしてもどういうリズム感をしているのだろうか。
ここまでできたらもはやストリートプレイしたらざっくざくお金もらえそう。誰もしていなさそうなのにこの完成度。というか指は10本あるので両腕両足をあわせても4本しかない実際のドラムでは演奏できないアレンジを演奏するところがさらにすごい。これはドラムという楽器の正常進化なのではないか。そう思えた。
いい記事があったのでメモります。
あなたの給料を上げるための“逆張り”と“先読み”
Business Media 誠 10月25日(月)18時46分配信
資本主義の国では、給与は「需要と供給」で決まるのが基本です。
日本全国のハローワークには失業者があふれていますが、一定のITスキルをもった人や、英語や中国語での業務経験がある人など、特定のスキルや経験を持った人は引っ張りだこです。リーマンショック前の景気が良かった時には、名古屋地域の期間工や派遣社員の時給は、他エリアより高いと言われていました。
つまり給与は仕事の価値とはあまり関係なく、基本的には“需給”で決まるものなのです。であれば、給与を上げる方法は2つ考えられます。
1.多くの人にはできないスキルを身に付ける
ある仕事をやれる人がたくさんいれば、供給(応募者)が増え、会社側は給与を上げる必要性を感じません。労働力は買い叩かれてしまいます。
高い給与を得るためには、多くの人が持っていないスキルを習得する必要があり、そのためには、周りの人が勉強していることとは異なることを学ぶ必要があります。
世間一般の人と異なる分野に時間やお金を投資して勉強するのは、勇気がいることです。周囲の人を見て同じように判断するのは楽で安心だし、親はたいてい本人より保守的なので、我が子がみんなと同じであることを強く望んでいます。
本当は、みんなと同じことをやるのはわざわざ供給過多の海に飛び込むような行為です。けれど一方で、周囲と同じことをやっていれば安心できるのも事実です。
だからこそ“他者と違うことをする”というリスクをとった人だけが、高い給与を手にする可能性を得るのです。これを逆張りと言います。
2.世の中が求めていることが、できるようになる
他者が持たないスキルを身に付ければいいとはいえ、スイカの種を100メートル飛ばせても高給の仕事は得られません。「世の中が求めていないこと=需要のないこと」ができても、意味はないのです。
しかし、「世の中で何が求められているか」ということを理解するのも簡単ではありません。なぜなら、現時点で求められているスキルは、すでに多くの人が習得を目指しており、供給はすぐに増えてしまうからです。
必要なのは、「将来、世の中で求められること」を予測して準備することです。これを先読みと呼びます。
ちきりんは、起業して30歳前後で大金持ちになった起業家たちが金銭的に報われることは当然と思います。彼らは逆張りのリスクをとり、先読みして(結果として)当ててきたのです。
モノ作りニッポンを支えてきたメーカーの技術者の仕事の価値は非常に高いでしょう。けれども、需給で考えれば彼らの給与が低いのもまた当たり前です。
彼らは「ほかの人と違うことをやる」という逆張りリスクをとっていません。「日本の有名大企業の社員になりたい」日本人はたくさんいます。メーカーに限らず、日本の大企業の大半は今より何割か給与を下げたとしても応募者数が減ったりはしないでしょう。
また、「これから世の中がどうなっていくのか」、それにともなって「将来、自分には何が求められるのか」という判断についても、会社員の多くは“辞令”に従い、自分で先読みするのではなく、会社組織の判断に任せてしまっています。
逆張りも先読みもしなければ、給与は払う側の思惑通りにしか動きません。
経済が好景気で会社がもうかっていれば、それでも毎年少しずつ給与は上がっていくでしょう。しかし、会社の業績が悪くなってきた時、逆張りも先読みもしてこなかった人は、会社が提示する給与をそのまま受け入れるしか方法がありません。
給与を上げるためには、人と違うことをやり(=逆張りで供給の少ない分野を狙い)、ここぞと思う分野を自分で選択していく(先読みで需要が大きい分野を予測する)ことが必要なのです。
そんじゃーね。
※本記事は、「Chikirinの日記」において、2005年9月6日に掲載されたエントリーを再構成したコラムです。